奔走する男

唐突だが amazon はとにかく便利。DVDなら予約をすれば定価の25%オフで買えるし、送料は無料、クレジットカード持ちには代引き手数料もかからない。しかし、人間とは便利さにかまけると何か大事なものを失ってしまう生き物である。例えば携帯電話。携帯電話が小中学生といった低年齢層にも普及したことで、少年と少女はダイレクトで連絡が取れるようになった。お父さんの「娘とはどういったご関係で?」と中二のガキを恫喝して娘を怒らせてしまうというドキドキを失くしてしまった。携帯電話はお父さんから純心を奪ったのである。そして、少年少女は愛には越えるべきハードル(親)があるということがわからないまま成長している。携帯電話はガキから勇気を奪ったのである。


amazon の普及により、我々(ヲタ)も失ってしまったものがある。それは「トキメキ」だ。欲しいブツを求めて奔走しているときのドキドキ。発見したときの胸の高鳴り。アイドルのCDや写真集を買うという背徳にも似た恥ずかしさを乗り越える勇気。そういったお金では買えない価値、プライスレスなものを放棄し、我々は便利社会に身を委ねてしまっているのだ。amazon に馴れちゃったトキメキのない男は、小六のウルトラ美少女、りしゃここと菅谷梨沙子を見ても胸のふくらみばかりに目がいってしまい、最終的には「不徳の致すところ」になってしまう。真の男は「りしゃこのDNAを使わずに、どうやったらりしゃこ(に似た子)を産ませることができるのか?」ということまで考えている。トキメキがある男は先を見すえることができる。amazon に馴れちゃったトキメキのない男は、ごっちんを見てもおっぱいの谷間ばかりに目がいってしまい、おっぱいの下にある黄金のふとももを見落としてしまう。真の男は「後藤真希のふとももを型取りしてひざまくらを作りたい」と考える。トキメキがある男は視野が広く野心深い。ハードルは高ければ高いほうがいい。


俺は道重さゆみ写真集「憧憬」を街の本屋さんで買うことにした。いつ・・・いや、そもそも入荷するのか自体もわからない。でも俺は街の本屋さんで買う。コンサート会場でヲタヲタすることだけがヲタ活動ではない。トキメキを求めて奔走をするのも立派なヲタ活動だ。さぁみんなもオシャレをしたなら街に出ようではないか。街に一冊も無かったときは amazon に頼るしかないけどね。



最近のトキメキ

☆めがねっちん(メガネをかけたごっちん。公式ブログより)
☆小春ちゃんがガチでミキティを大好きだとわかった
☆着物小春。着物さゆみん
よっすぃ〜が卒業を発表したとき。ものすごくかっけー!
エルダークラブのセットリスト
☆↑の画像