モーニング娘。誕生10年記念の年はモーニング娘。の破壊から始まった

吉澤ひとみモーニング娘。を卒業する」という事実だけで話を。ぼくがモーニング娘。を好きになって、中澤姐さんをはじめたくさんのメンバーが卒業をしていった。その娘。OGメンバーと決定的に違うと感じるのは、失礼な話だが、卒業後のヴィジョンがぼくには見えてこないということ。公式発表が卒業をするという事実だけしか載せていないということは関係なく、よっすぃ〜がフットサルアイドルになる。バラエティやドラマにバンバン進出していく。ソロ歌手としてCDを出し、ヲタ相手のディナーショーに精を出す。その全てに違和感を感じたのである。ハロプロにいる限り活動の選択肢は限られてくる。卒業したらどうなるのだろう。ぼくには卒業することに寂しさだけしかわいてこない。


MUSIXでキャイーンが BAR のセットでゲストと話をするというコーナーがあった( CAFE WOODSTOCK )。確かウェイトレスになっちがいたような。卒業の報を受けたとき、そのコーナーに4期メンバーの4人が登場した回がフラッシュバックしてきた。一般人にはたわいもない話に聞こえるかもしれないことばかりだったが、ぼくは4期メンバーの絆というものを感じずにはいられなかった。4人は"心友"だったのだ。ハロモニコントで登場した頑固一家はその放送にスタッフがインスピレーションを受けたに違いない。ぼくにとってのモーニング娘。は4期だ。その4期メンバーがこれで全員いないことになる。よっすぃ〜がぼくの中でとてつもなく大きい存在だったことに気付かされた。


モーニング娘。はどこに行くのだろう。ミキティがリーダー・・・見えてこない・・・モーニング娘。唯一の"男子"が抜けた後、萌えドルを極める路線に走ることは想像に難くない。娘。が破壊と創造の歴史であるということは百も承知であるのだが、その創造は間違っているぞ。余談にしたいのだが、春ツアーの間にハワイを挟んで銭稼ぎをしようとするアップフロントには正直腹が立つ。企業として利益を第一に追求することは正解なのだが、客(ヲタ)を取捨選択するような姿勢にバカにされたような気持ちでいっぱいだ。もう福岡でコンサートがないことはもう考えないでおこうと思ったのに。


2007年のハロプロ聴き始めは2006春ツアーDVDの「 NATURE IS GOOD! 」にした。ぼくが選ぶよっすぃ〜のベストパフォーマンスだからだ。春には「卒業おめでとう」と言えるようになっているのだろうか。モーニング娘。誕生10年記念の年はモーニング娘。の破壊から始まった。

卒業後は、ハロー!プロジェクトに属しながら、ソロでの芸能活動や、また新たなユニットへ参加など、いろんなチャンスにチャレンジしてもらいたいと思っています。(つんく♂師匠のコメント


新たなユニットとしては里田まい&アヤカとのスリーピースセクシーバンド結成とみた。