去り方がカッコいい子はずっと心に残る

世界バレーは食卓を囲んで家族で観戦するという家庭が多いだろう。我が家も世界バレーは家族そろって盛り上がっている(昨日はキムチ鍋でした)。そうなると我が家では必然的にハロプロの話になる。だって、モーニング娘。がオフィシャルサポーターで、ぼくはヲタなんだもん。昨日は父は仕事で遅く、弟はバイトに行ったので、母と二人の夕食だった。母は去年の娘。の秋コンを見ているので、その経験を活かしてかときどき評論家チックに娘。のことを語ってくる。


「応援もすっごく熱いし、中性的な感じで一番好き」と吉澤ひとみに惚れている母。
よっすぃ〜の女性人気は驚異的なものがあるよ」とよっすぃ〜の人気っぷりを語るボク。


「コンサートでは一番光ってた。でも伸びるというか突き抜ける感じがしないのよね」と藤本美貴を評価している母。
ミキティの顔の小ささはものすごいです」と話を逸らすボク。


「『こんなかわいい子いるんだ!』ってビックリした。天才が出現したって思った」と松浦亜弥を史上最強アイドルに認定している母。
「わたくしはごっちんを天才、あややを秀才と思っております」とごっちんヲタ魂をのぞかせたボク。


話はこれらだけに留まらず、今最もタイムリーな「カントリー娘。のあさみとみうなが卒業」についても話をした。これなんてヲタ談義?そんじゃそこらの家庭ではありえないだろう。その話題から派生して、"第二の人生"について話をしていると「あさ美ちゃんどうしてるかなぁ?」と母がポツリ。「大検に受かったらしいよ」とボク。そこからはずっとこんこんの話をした。こんこん話の詳細は省くとして、その中で母が言った印象的な一言。

去り方がカッコいい子はずっと心に残る


卒業直後は喪失感が支配して、冷静に事実を受け止めることなんてできなかったけど、あれから4ヶ月が経った。芸能界という多くの人が憧れる華やかなステージを降りて、自分の夢に向かっていくなんてよっぽど意志の強い人じゃないとできないことだと思う。スポットライトを浴びつづけた人はその光がないと生きていけないと思っているから。母の言うとおりだ。たしかにこんこんの去り方はカッコよかった。リングを去るボクサーのようなイメージ。こんこんを「カッコいい」と思うなんて初めてのことだろう。


ハロコンのDVDを早く見ないと。