スッピンと涙。

スッピンと涙。

スッピンと涙。


今回の「スッピンと涙。」は同棲していた彼と別れ、帰郷するという設定。
曲名の最後に「。」をつけたのは、彼がいた全ての思い出を、涙とともに流すという主人公の女の子の決意を表したものだと思います。




ごっちんあややオールナイトニッポンに出演された時、「説得力のある歌を歌いたい」と言っていました。歌詞の世界は13歳からトップアイドルとして活躍する後藤真希には無縁であり、曲調は一音一音にしっかり気持ちを込めないといけないバラードであるこの曲に必要なのは、まさに"説得力"だと思います。




この曲のごっちんに説得力があったのか?
それをこの曲をCDでフルサイズで聴いた一人一人に聞いてみたいです。
どうしても、TVサイズでは伝わらないものがKAN氏のピアノを含めて在ります。




ただ、ぼくが言いたいのは、自分が経験をしたことがないものを表現するというのは非常に難しいということです。




スッピンと涙。」は失恋ソングであり、旅立ちの歌でもあります。
ごっちんも今年で20歳。
十代からの旅立ちです。
十代に「。」をつけて、「後藤真希と同じ時間を共有できて良かった」と思わせるくらいの活躍を二十代でも見せてもらいたいです。



ほんのりだけど 薄化粧をして
あなたのこと 毎朝起こす


こういう歌詞を書けるつんく♂ってやっぱりすげぇなぁ。